国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課 施工安全企画室 室長 森川博邦 氏
国土交通省では、i-Constructionの取組みを中核に、データとデジタル技術を活用して、業務そのものや組織、プロセス、文化や風土、働き方の変革に向けて、インフラ分野のDXの取組みを進めており、令和4年3月に「インフラ分野のDXアクションプラン」を策定、公表しました。
そのなかでは、DX推進のため国土交通省が推進する53の施策を「行政手続のデジタル化」「情報の高度化とその活用」「現場作業の遠隔化・自動化・自律化」の3つの柱で整理し紹介しています。
これまで建設生産システムの課題解決のために進めてきたICT施工やインフラ点検ロボットなども、より深化した取組みとなります。
これらの概要や目指す姿を紹介するとともに、建設生産システムの変革に向けた産学官の協調した取組みへの期待をお話ししたいと思います。