10月21日(水)
講演会
NO.1
会場:メインホール
「様々な可能性を秘めるドローンとその課題」
大同大学 工学部 総合機械工学科 ロボティクス専攻 講師/博士(工学)
中部圏インフラ用ロボットコンソーシアム 運営委員 橋口 宏衛 氏
2015年になって「ドローン」という言葉がよく知られるようになりました。自律的に姿勢制御して目標地点へ飛んで行くという、無人飛行ロボットの技術が民生用にも使われるようになり、様々なビジネスを生むことが期待されています。一方で、悪用されるケースも増加したため法整備が急速に進んでいます。本講演では、まずはドローンの種類や仕組みの紹介に始まり、ドローンの使用法の解説、現在どのようなビジネスで使用されているか、今後どのような利用が可能になるかを紹介していきます。
学生のための業界研究会
NO.3
会場:4F第3会議室
第一部 学生のための建設技術フェア業界研究会
10:30〜10:45
国土交通省中部地方整備局の概要
国土交通省中部地方整備局
国土交通省中部地方整備局は、中部地方の河川・道路・港湾事業等、県域等にとらわれず広域的な社会資本を整備する唯一の組織です。国土保全や経済上、特に重要な河川や道路を整備・管理し、安全・安心な地域社会の実現、産業競争力の強化を図ります。その他にもまちづくり、官庁施設の建築、東日本大震災や御嶽山噴火等の大規模災害の支援・対応等も行っています。
10:45〜11:00
建設エンジニアの仕事
(一社)日本建設業連合会 中部支部 広報委員会 主査 葛野 靖史 氏
1、建設業の現状とビジョンについて
2、建設エンジニアの仕事について
3、作品(土木・建築の紹介)
4、まとめ(学生へのメッセージ)
11:00〜11:15
港湾空港工事の最新技術動向
(一社)日本埋立浚渫協会 中部支部
産業・生活の基盤を創る当協会の社会的役割や事業内容を紹介します。
また多種多様な港湾空港構造物に対する最新の港湾技術動向を説明します。
11:15〜11:30
安全に、そして安心して暮らせる名古屋を目指します
名古屋市 緑政土木局企画経理課 企画係 技師 森 真人 氏
名古屋市 緑政土木局路政部 道路利活用課 西部方面境界測量係 技師 小西 理恵 氏
名古屋市 緑政土木局道路建設部 道路建設課 橋梁保全係 神田 ゆかり 氏
名古屋市 緑政土木局路政部 道路利活用課 東部方面境界測量係 小塩 友李佳 氏
「みち(道路)、みず(川)、みどり(公園、緑地、農政)」は名古屋市の4分の1の面積を占めており、私たちはその整備と維持管理を担っております。近年頻発する集中豪雨や南海トラフ巨大地震等の大規模自然災害の備えなど、227万市民の暮らしを守る名古屋市役所の仕事の紹介です。
NO.4
会場:4F第3会議室
第二部 学生のための建設技術フェア業界研究会
13:30〜13:45
農業農村整備の役割と現状
農林水産省東海農政局 整備部設計課 課長補佐 石田 幸広 氏
・農業農村整備の概要
・農業農村整備に関する技術開発など
13:45〜14:00
「建設」って、どんな仕事なの
(一社)愛知県建設業協会 矢作建設工業(株) 建築事業カンパニー管理部 管理部長 紀伊 保 氏
建設業の社会的役割や職場の雰囲気、キャリアプランなどを写真や動画を使用し、わかりやすく紹介します
14:00〜14:15
「建設コンサルタント」って知ってますか?
(一社)建設コンサルタンツ協会 中部支部 技術部会 河川委員長(中央コンサルタンツ(株))
人々の生活や経済活動に必要不可欠な橋梁・道路・港湾などの施設。これら社会資本の整備に果たす建設コンサルタントの役割とは何か。建設コンサルタントの仕事とコンサルタント技術者に求められる技術について、ビジネスモデルを通じて解説する。
14:15〜14:30
プレストレストコンクリート建設業界について
(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会 中部支部
PC建協中部支部 施工部会 日比野 弘樹 氏
・プレストレストコンクリート技術の紹介
・プレストレストコンクリート業務内容の紹介
14:30〜14:45
鋼橋へのアプローチ『未来の若手技術者に向けて』
(一社)日本橋梁建設協会 中部事務所
(一社)日本橋梁建設協会 技術委員会 平野 泰博 氏
鋼橋の歴史や特色及び基礎的な仕事内容についての説明です。
14:45〜15:00
名古屋市の建物(もの)づくりについて
名古屋市 住宅都市局営繕部 企画保全課 建築計画係 技師 矢形 裕貴 氏
・名古屋市役所の組織の概要と住宅都市局の役割について
・建物ができるまでの業務とその「やりがい」について
・名古屋市が行った施工実績の紹介
技術プレゼンテーション・プレゼン会場1
会場:プレゼン会場1
道の駅AED贈呈式、AED講習会
NO.A1
会場:プレゼン会場1
伸縮式ストラット工法による既設桟橋の補強事例について
あおみ建設(株)
港湾施設の多くは、老朽化対策・耐震対策が必要になっている。その際、できるだけ短期間に、あるいは施設の供用を停止することなく、対策を講じることが求められている。
「伸縮式ストラット工法」は、既設桟橋鋼管杭を、伸縮式のストラット部材で連結し、固定することで既設構造物の機能回復や、耐震性の向上等を図る工法である。
本工法は、桟橋の耐震補強・増深化に対し、同施設を供用しながら行う事を特徴としており、工場製作したストラット部材を桟橋下まで曳航し、上部工直下で部材の伸張・組立・設置を行うことで上部工の撤去を不要とし、桟橋を供用しながら短期間での現地施工を可能とした。
本工法の開発の経緯からその特徴、実際の施工事例に基づいた施工方法について報告する。
NO.A2
会場:プレゼン会場1
移動体計測システム(IMS3)による
3次元画像を活用した道路・河川管理の高度化
(株)テイコク
2台の全周囲カメラを搭載した移動体計測システム(IMS3)により、道路や河川を撮影し、画像解析処理することで3次元計測が可能な映像を生成します。高密度に撮影された全周囲画像は、付近の状況をくまなく映像化するとともに画像はGISと連携し、現況把握や施設・構造物等の3次元計測を容易に行うことが可能となります。また、映像上に3次元タグを付加でき台帳情報等の管理が可能なことから、道路や河川管理を高度に行うことができます。
・移動体計測システム(IMS3)の概要
・画像解析処理された映像の特徴
・道路・河川管理への適用例
NO.A3
会場:プレゼン会場1
高水圧下の硬質地盤を安全・確実に堀削する
無人化施工『自動化オープンケーソン工法』
(株)鴻池組
ここで紹介する『自動化オープンケーソン工法』は、従来のクラムシェルによるオープンケーソン工法では困難であった水中でのケーソン先端の刃先直下の硬質地盤堀削を、確実に行うことを可能にした工法です。堀削に用いるバックホウタイプの水中堀削機は水圧1.0MPa(水深100m相当)の耐水性を有し、ケーソン内面を躯体に沿って走行しながら刃先直下の地盤を確実に堀削することができます。水中堀削機は地上からの遠隔操作により、選定された平面位置にて刃先に対し地盤を任意の深さで堀削することができます。一人のオペレータ操作で堀削から刃先部の清掃まで行うため、従来工法に比べ大きな省人化を実現することともに、高水圧化での潜水夫による作業が不要となり、安全性に優れた工法が確立されました。
NO.B1
会場:プレゼン会場1
STマイクロパイル工法
NIJ 研究会
1. マイクロパイルとは
2. STマイクロパイル工法の概要
3. 適用分野と施工実績
4. 施工手順と施工仕様
5. 施工事例
等です。
NO.B2
会場:プレゼン会場1
斜面に新景観! 「フラットキャップ」
災対新技術研究会
斜面安定化工法として多用される地山補強土工(ロックボルト工)に用いる新技術を開発しました。景観をスッキリさせるだけでなく、長寿命化にも貢献します。従来技術との違いを、多くの写真やデータを用いてご説明いたします。
NO.B3
会場:プレゼン会場1
防災と環境の調和を図れる
低天端有脚式離岸堤「バリアウィンT」
東洋建設(株)
バリアウィンTは、従来求められてきた海岸の保全機能はもちろん、堤体背後に広がる静穏海域を利用した海洋性レクリエーションや水産資源の有効利用等、利用面や環境面との調和を可能とする低天端有脚式離岸堤です。また、海域制御構造物と同等の消波性能を持ち、堤体に作用する波力も低減できます。さらに、透過性で低天端構造であることから、海水交換は良好であり、海岸からの視界を妨げません。
NO.B4
会場:プレゼン会場1
巨岩の落石対策
〜景観に配慮した落石予防工〜
(一社)全国落石災害防止協会
斜面における巨岩の落石対策については、その質量の大きさ故にエネルギー吸収量の限界から防護工では対応できないため、落石予防工を主体に検討されます。また、予防工の検討に際しても、岩体の規模や地形、地質及び施工上の制約等を考慮した工法選定が必要となります。本報告は、実際に巨岩の落石対策を施工した現場における岩接着DKボンド工法採用に係る経緯や施工状況等の説明とともに、工法の特徴、メリットとして、特に景観保全性に優れた工法である点などを併せて詳述します。
NO.B5
会場:プレゼン会場1
養生マット 多機能フィルター
多機能フィルター(株)
法面保護を行う場合、一般的に植生工を用いられることが多いのですが、近年植生が成立するまでの侵食や年数が経過したときの保護機能、更には外来種の導入が出来ない箇所等々の問題が起きています。今回ご提案する「養生マット 多機能フィルター」は、製品自体に法面保護を行う機能を保持しており、マット設置直後から効果を発揮します。降雨や凍上、旱魃といった気象要因の影響を軽減しながら周辺環境にも配慮して長期に安定した法面保護が可能となる養生マットのご提案です。尚、当技術は既に国土交通省のNETISのV登録となっており、平成26年度より活用促進技術に指定されております。
NO.B6
会場:プレゼン会場1
防災技術に優れた『圧入工法』
全国圧入協会
災害復旧で課題となる安全・急速・確実な施工を実現し、防災・災害対策に実績豊富な圧入工法について講演する。
NO.F1
会場:プレゼン会場1
毎日開催 特別教育1日コース
職長教育センター
「受講したいが開催していない」、という声から誕生したのが「毎日開催 特別教育1日コース」です。特別教育は労働安全衛生法59条で、土木・造園関連であれば、振動工具、刈り払い機など、建築関連であれば粉じん、足場組立、電気・通信工事であれば低電圧、高所作業車10m未満、水道・空調であれば石綿、小型建設機械3t未満、などが規定されています。また、同60条では「職長・安全衛生責任者教育」(5年更新)が義務付けられています。これらを毎日開催しているのが稲沢市、日曜日に開催しているのが高浜市、四日市市です。開催案内はホームページでご確認して下さい。
技術プレゼンテーション・プレゼン会場2
NO.C1
会場:プレゼン会場2
エポガードシステム工法
(株)エコクリーン
エポガードシステム工法についてご紹介させて頂きます。
NO.C2
会場:プレゼン会場2
「道路・橋梁のダクタイル鋳鉄製品」
(橋梁用伸縮装置/雨水桝/基礎杭)
日之出水道機器(株)
・ストックマネジメント時代に適した橋梁用 鋳鉄製伸縮装置「ヒノダクタイルジョイントα」のご提案
・鋳鉄製グレーチングL型雨水桝「GR-L」による道路排水施設に対する維持管理性向上のご提案
・ダクタイル鋳鉄製杭基礎「ヒノダクパイルS」による基礎の省スペース化・施工効率化のご提案
NO.C3
会場:プレゼン会場2
脆弱化した既設コンクリートの表面強度を向上させる
「RCガーデックス」
日本躯体処理(株)
けい酸塩ナトリウム系の改質材を使用してのコンクリート構造物の長寿命化、維持再生
など
NO.C4
会場:プレゼン会場2
IPH システム工法(内圧充填接合補強工法)
中日建設(株)/(一社)IPH 工法協会
IPHシステムは、コンクリート構造物の劣化部分を可能な限りはつり落とさずに補修・補強する工法です。躯体表面に、φ = 7mm、L =7 cm 程の穿孔をしてから超低圧スプリング式注入器で躯体内部の空気を抜きながら樹脂を注入します。その後、加圧状態で固化させます。本体と劣化部分を強固に一体化させるので、剥落防止にも有効です。当工法は従来工法に比べ、工期・費用とも大幅に抑えて補修補強できます。
NO.C5
会場:プレゼン会場2
トンネル覆工点検システム「eQドクターT」
西日本高速道路エンジニアリング九州(株)
「トンネル覆工点検システム」は、超高解像度のトンネル覆工表面画像取得技術とひび割れに自動抽出技術により、近接目視点検を「より早く」「より確かで」「より安全に」御支援するシステムです。超高解像度のトンネル覆工表面画像は、トンネル覆工表面撮影車「eQドクターT」で撮影して取得します。この車両は、最高時速100qで撮影することが可能で、また近赤外線照明を使用により撮影時にまぶしい光を発しないため、周辺の通行者のわき見を誘発しません。覆工表面画像は、覆工表面の煤塵等付着程度にもよりますが最小幅0.2oまでのひび割れを認識することが可能で、また、ひび割れを自動抽出し、図面化することも可能です(試行中)。
NO.C6
会場:プレゼン会場2
E−カメ(緊急監視カメラシステム)
西日本高速道路エンジニアリング中国(株)
Webカメラ・通信装置・電源部を強度と耐久性に優れたBOXに収納したカメラシステム。AC100V・12Vバッテリー・単一乾電池8本で運用が可能である為、AC電源の仮設工事を待たずに即使用可能。カメラ接続がない状態が5分間経過すると自動的に電源OFFとなり、省電力モードへ移行することにより、乾電池でも長時間の運用が可能。
NO.C7
会場:プレゼン会場2
最新のICTで効率化を図るインフラ保全サービス
(株)オリエンタルコンサルタンツ
オリエンタルコンサルタンツが保有するICT道路維持管理システムを、市町に無償で貸与し実際の業務で活用していく過程で、道路維持管理業務へ適用、システムの有効性、今後の道路維持管理のマネジメント方法など管理者の目線で検証を行う実証実験を行いました。実証実験で得た知見・技術・ノウハウを活かし、地域のインフラ保全事業の道路維持管理のツール、仕組み、体制の改善提案を行います。
NO.C8
会場:プレゼン会場2
デジタル画像調査、赤外線調査による構造物の劣化診断技術
太啓建設(株)
対象物を分割撮影したデジタル画像を利用した画像解析ソフトによるひび割れ・劣化部の測定技術と、赤外線法によるコンクリート表層・タイル等の浮き部の調査技術のご紹介
NO.C9
会場:プレゼン会場2
管渠更生工法
パルテム技術協会 中部支部(芦森エンジニアリング(株))
パルテムフローリング工法(製管工法)複合管
(管渠を非開削で構成させる技術)