建設技術フェアは、産学官の技術交流の場を提供し、技術開発や新技術導入の促進を図るとともに、建設分野を専攻している学生との交流や一般の方々に建設技術の魅力と社会資本整備の必要性を広く紹介することを目的に、平成9年から毎年開催しているもので、おかげさまをもちまして今回で28回目の開催となりました。
今回も「中部ライフガードTEC」との同時開催でしたが、会場を分けたことで、過去最高の547小間土間数の出展となりました。(初出展者48企業・団体を含む369の企業・団体が出展)
また、年末の忙しい時期での開催ではありましたが、天候にも恵まれ、過去最高の18,281人と多くの方に来場していただくことができました。
出展者の皆様やご来場の皆様にご協力をいただきながら無事にフェアが開催できましたこと、心より御礼申し上げます。
今回の建設技術フェア2024in中部は、多分野で独自の技術を持った参加者が横断的に交流することでイノベーションが起きることを期待し、「新たなキュン 感じませんか#建技フェア」をコンセプトに、会場で自分を突き動かすような“ワクワク”を共有して欲しいという思いを込め開催しました。
多数の最先端技術の出展に加え、令和6年4月に発表された「i-Construction2.0」に関する講演の他、株式会社Goldratt Japan(ゴールドラットジャパン) CEO岸良裕司氏によるセミナー「月曜日が楽しみな会社にしよう!」と題した、生産性を劇的に向上する方法論「全体最適のマネジメント理論TOC」を紹介していただくなど、建設現場の生産性向上と魅力ある建設現場の実現に向け、貢献できたのではないかと思います。
このようにフェアが盛況のうちに終えることができましたのは、言うまでもなく関係各位のご尽力の賜です。
改めまして出展いただきました皆様、並びにご支援いただきました皆様方に深く感謝申し上げます。
次回の建設技術フェアは、2025年12月4日(木)・5日(金)の二日間、場所は今回と同じ「ポートメッセなごや」において開催を予定しております。今回のフェアにおいて得た経験などを生かし、引き続き本フェアが中部圏における建設分野での技術開発や新技術導入の促進に寄与できますよう、更なる皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。