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東海地震対策として橋梁の耐震性向上は喫緊の課題であるとともに、1960年代に大量に作られた橋梁が橋齢50年に達しようとしています。しかしながら、財政的制約・廃棄物処理問題等から安易に改築できません。従って、これら高齢な橋梁を、耐震・耐久性を改善しつつ長く使用する必要があります。長寿命化構造を合理的に実現するには、適切な損傷モニタリングと評価、適切な補修、その後の維持管理が必要となります。この観点から、本研究室では、市の建設行政官や地元建設関連企業と合同で、地域の橋梁の点検調査とその電子化構築システム、地震損傷・疲労損傷・振動の光ファイバセンシング実用化に関する研究開発を実施しています。
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現場での施工例 |
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豊橋市畑ヶ田橋の光ファイバセンシング、豊橋市1、2級市道関係橋梁55橋の調査、調査結果の電子化構築システム |
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